今夕の朝日新聞2面の見出しに「ペルーに電波望遠鏡 ゲリラの妨害乗り越え」とあるのに興味をもって読んだ。記事には「47年前に南米・ペルーに渡った日本人天文学者とその次男が来春、アンデス山脈にペルー初の電波望遠鏡を開設する。だが、同国の財政は厳しく、運営費不足を解消するめどは経っていない。」とある。
つづいて「次男で国立天文台・研究支援員のイシツカ・ホセさん(44)は先月23日、盛岡市での日本天文学会で計画を説明した。
首都リマから東に330キロ、小都市ワンカイヨ近郊にある民間衛星通信用の不要になったアンテナ(直径32メートル)を譲り受け、電波望遠鏡に改造する。
父石塚睦さん(74)は、京都大学大学院生だった57年、妻と生後間もない長男と一緒にペルーに渡った。」とある。
「ペルーの電波望遠鏡を支援する会」 のページに飛んでみると、次のように書いてある。
「我々日本の有志としてもペルーが世界の天文学に参加するこの計画を実現させたいと思います。
ここに石塚博士のペルーにおける長年の情熱を応援すると共に、この新たなチャンスに対して皆樣方のご支援を是非お願い致します。
募集単位 一口 1000円
金額の多寡に関係なくご協力ください。
郵便振替口座: 00130-9-629889
口座名:
ペルーの電波望遠鏡を支援する会
ペルーの電波望遠鏡を支援する会代表
井上 充 (国立天文台) 」とある。
2004年10月2日現在ホームページ訪問者910人、募金の状況は、2004年9月29日までの合計で 208,758円 + US$10 となっている。
近頃にないすがすがしい話だと私は思う。