吉祥寺を散歩しながら感じ考えた言の葉の綴り
by kojimatak
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フランスとコミューン
昨日の朝日新聞夕刊2面の「フランス分権事情(上)」に面白い記事が載っていた。記事には「日本では政府の掛け声による合併推進で、小さな町村がどんどん消えていくのに、中央集権国家のフランスでは、日本の市町村にあたる基礎的な自治体「コミューン」が3万6千余りある。うち人口500人に満たないコミューンは2万以上も。合併に背を向けながら、地方分権に取り組んでいる最新事情を報告する」とある。
私はむかし パリ・コミューン という言葉を知っていたが、そのとき滅んだとあさはかにも思い込み、コミューンが現代に生きていることは考えてもみなかった。だが、 コミューンはフランスばかりでなく、ドイツで1万3千、イタリアで8千、スペインで8千、スイスで3千もある という。
フランスでは人口80万人のマルセイユも200人程度のカマンベールもコミューンであるというから、日本の市や町や村の概念では計り知れないものがあると思う。200人程度というのは字とか丁目とかになるのだろうか。古い環境を名実ともに持ちこたえているフランスなどヨーロッパの国々に、私は驚きの目をみはったのである。
EU を推進しているフランス人達が現在もなおコミューンの存続を目指すという。合併と分権とには日本人には思いもよらない考え方があるのではないかと、フランスのほかドイツ、イタリア、スペイン、スイスの人々の考え方を改めて知ってみたいと思う。
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by kojimatak | 2005-01-26 18:32 | 思ったこと
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