今日配信されたメールマガジンに非常に面白い記事が出ていた。
■半透明のデスクトップ画面にビデオ映像を重ねる新技術 『フェーストップ』 ■
< http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/20040712301.html >
ノースカロライナ大学の研究者たちが、ビデオ会議の映像と、半
透明のコンピューター・デスクトップ画面とを、1つのウィンドウ
上にフルスクリーン表示できる新システム『フェーストップ』を
開発した。相手の顔を見て、同じドキュメントや画像を指差しな
がら話しあえるため、共同作業や遠隔教育など、幅広い用途への
応用が期待される。『マックOS X』上で動作し、透過性の画面は
OS Xのレンダリングエンジン『Quartz』(クオーツ)で実現されて
いる。
フェーストップを開発したのは、チャペルヒル校のデビッド・ストッツ準教授(コンピューター科学)と同校大学院生のジェイソン・スミス氏。フェーストップはもともと、プログラミングやテキスト編集といった共同作業での利用を想定して作られた。しかし開発チームによると、医療分野での画像診断や遠隔教育など、他分野にも確実に応用できるという。
「これまで得たフィードバックから判断するかぎり、非常にうまく機能しているようだ。非常に自然なやり取りが実現できる。相手の表情もわかるし、およそ顔を合わせたコミュニケーションから伝わるすべてのニュアンスを感じ取れるからだ」とスミス氏は話す。
フェーストップは、米アップルコンピュータ社の『マックOS X』上で動作する。フェーストップが実現できたのは、マックOS Xのレンダリングエンジン『Quartz』(クオーツ)によるところが大きい。Quartzを使用すれば、インターフェースのあらゆる箇所を半透明にできるからだ。スミス氏によると、Quartzのおかげで、最初の試作品はわずか45分ほどで完成したという。
私は Macintosh を使っているので、この新技術 『フェーストップ』 を早く手にしたいと思う。このところ、今までにない新技術の開発が相次ぎ、それもマッキントッシュに関連しているのは嬉しい限りである。
この夢のような 『フェーストップ』 を早く動かして見たいものである。