吉祥寺を散歩しながら感じ考えた言の葉の綴り
by kojimatak
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
稲作のルーツは長江中・下流域で一万四千年以前
長江文明に興味を持って、吉祥寺図書館で手にした一冊は、「古代日本のルーツ 長江文明の謎」安田喜憲・青春出版社・2003年6月15日・第1刷である。
冒頭から「古代史を書き換える発見」とある。世界の四大古文明に、あと何年かするともう一つの古文明「長江文明」が加えられるにちがいないという。
その中の「稲作のルーツをさかのぼる」の中で、湖南省の玉蟾岩遺跡や、江西省の仙人洞遺跡、吊桶環遺跡のイネの起源は、一万四千年以上前にさかのぼる可能性があることから、稲作農業の起源は一万五千年前のベーリングの温暖期の開始が大きな役割を果たしたと私(著者)はみなしている、としている。
私はこの本を読んで、最近の遺跡調査によって稲作農業の起源が明らかにされてきていることを知った。そしてアジアの事実を知ることのなかった西洋中心の文明史観が、書き換えられることは必定であると思う。著者安田喜憲の、「人類史の変動には自然環境の変動が大きく関わっている」という「文明誕生多元説」を知ることになったからである。
まだ80ページまでしか読んでいないが、この本は非常に面白い。
[PR]
by kojimatak | 2004-07-24 10:48 | 思ったこと
<< ユビキタス社会をめざして 日本は戦後クエーカー国家となっ... >>