今日の朝日新聞夕刊の13面の見出しに「作業服に風が吹く」というのがある。記事を読むと「仕組みはシンプル。空気を通しにくい合繊服の背中に、充電池で動く小型扇風機2基を付け、内側に勢いよく空気を送り込む。帆のように膨らんだ服と体の間を通る風が汗を気化させる。」というものである。
開発した埼玉県戸田市の「ピーシーツーピー」(市谷弘司社長)の「ピーシーツーピー」をウェブ検索してみると、
ITmedia NEWS というサイトの中の「ニュース
2004/07/17 00:00 更新」 の中に次のような記事があった。
「この作業着、実際着てみて驚いた。涼しい、いや、寒いくらいだ。「汗をかいてると、とりわけ涼しいんです」と、作業着に身を包んだ男性——開発したピーシーツーピーの市ヶ谷弘司社長——は涼しい顔だ。」とある。
開発の動機については次のような記事がある。
「このままでは、地球が危ない」——そんな危機感が、彼を空調服開発に駆り立てた。
6年前、市ヶ谷社長は、東南アジアにある取引先のTV工場を視察した。暑い中、クーラーなしで作業する作業員の姿が目に留まった。
「今はクーラーを使っていない発展途上の国の人たちが将来、日本人のようにクーラーを常用するようになったら、エネルギー危機が起きる」——そう思った市ヶ谷社長は省エネルギーな冷却装置を作ろうと決心。6年にわたる空調服開発が始まる。 」という記事である。
現在、販売しているサイトを探したら
「楽天市場」 がでてきた。このなかのワイシャツ型は散歩のときに丁度いいのではないか、値段も手ごろだし、この頃の真夏日つづきに、私も1着買ってみたいなと思う。