吉祥寺を散歩しながら感じ考えた言の葉の綴り
by kojimatak
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わにの刺身ってどんなものだろう
購読しているメールマガジンを繰っていたら、 「伝統的な郷土料理調査」 というのが目についたので飛んで見た。
滋賀県から山口県までの伝統的な郷土料理が各県3点ずつ並んでいた。それらは皆、なるほど、というものばかりであったが、広島県にある 「わにの刺身」 だけは見たことも聞いたこともないが、たぶん因幡の白兎のワニだとすればサメに違いない思う。
案の定ワニというのはワニザメのことであった。大きいものをフカというそうだからちいさいフカのことで、ワニザメというのはまことに言い得て妙な名前であると感心する。
写真を見るとマグロに似ていて、説明には味もマグロだとある。アンモニア分が多いので腐りにくい反面、古くなるとアンモニア臭の臭みがひどくなるという。私は戦後まもなくの配給で、アンモニア臭い匂いの強かったサメの切り身と一緒に、おいしくなかったことも思いだした。
広島北部の海に遠い山間部で、秋から冬にかけての何よりのご馳走だという。それも腹が冷えるほど食べるのだという。腹が冷えるという、その実感のこもった言い回しに、なにがしかの可笑しみを禁じえない。私も昔、釣瓶井戸の底に降ろして冷やした刺し身を食べたときの、信じられない旨さを知っているからである。
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by kojimatak | 2004-08-12 14:59 | 思ったこと
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