先日図書館から借りてきた橋本治の「ああでもない こうでもない」の中に、「官僚はー」というのがあって面白い。とくに「単行本用のおまけ1」がいい。まだそこら辺までしか読んではいないのだが。
何が面白いといって、「めんどくさい話をすれば、貴族には「官僚貴族」と「領主貴族」の二つがある」ところからはじまる説明が、私には分かり易くて面白いのだ。なかなか見通の聞く話が続いて飽きない。
「貴族」をキーワードにウエブ検索をしていたら、
「名著『プロテスタンティズムの論理と資本主義の精神』を書いたマックス・ウェーバーは、官僚制の研究においても不朽の業績を残しています。彼は古今東西の官僚制度を徹底的に研究して「官僚とは何か」を明らかにした。そこで彼が強調しているのは、一口に官僚制といってもそこには2種類があるということです。すなわち家産官僚制と、依法官僚制です。」
ということが書いてある
ページに出会った。「痛快!憲法学 小室直樹 集英社インターナショナル」の引用である。
官僚には「家産官僚」と「依法官僚」の二つがあるというところからはじまる説明が、私には分かり易くて面白い。こちらもなかなか見通の聞く話が続いて飽きない。