MacPeople 11 Column の「SATA|| ハードディスクの登場でプロダクトデザインの再定義が始まる」という見出しに興味を引かれた。
冒頭に「秋葉原や大手量販店のパーツ売り場などで、SATA || と呼ばれる規格に準拠した3.5インチハードディスクがひっそりと出回り始めた。」とあって、その規格の「大きな特徴としてあげられるのが、ネイティブコマンドキューイング(NCQ)とホットプラグだ。」と続く。そして、'04年末には「大量かつ安価」に入手できる環境が訪れるだろうという。
マックユーザーにとって魅力的なのは「ホットプラグ」のほうで、「このような環境が訪れるとあるメーカの動きに期待せずにはいられない。先進的な技術を効果的かつ素早くプロダクトデザインに活かすメーカーといえば、アップル以外に見あたらない。気の早い話だが、次期パワーマックやiMac G5 では内蔵ハードディスクという概念は消失し、パワーブックやiBookではバッテリー感覚で着脱できる、可搬性のある起動ディスクが登場するかもしれない。」とある。
マッキントッシュは誕生のときからハードディスクを内蔵した当時先端的なコンピューターであったが、いよいよその歴史的な転換期が訪れるというのだろうか。さらに複数の起動ディスクを着脱できるようにすれば、さらにもっと面白くなると私は思う。