水素社会に興味をもっていたいたところ、購読している「ITmedia Headlines 04/10/18 朝刊」に面白い記事があった。木材から水素を取出すというところが、炭素の取出しに次いで素晴らしい。
記事には「08:木材から水素の生産に成功 産総研
http://cgi1.itmedia.co.jp/g/02_120a040910_/news/articles/0410/15/news034.html
産業技術総合研究所(産総研)はこのほど、木材から水素を連続的に生産することに成功したと発表した。二酸化炭素を含まないクリーンガスの連続生産は世界初。連続処理にめどをつけたことで実用化の道が開け、水素自動車などによるクリーンな循環型社会の実現に近づくと期待している。」とある。
発生する炭酸ガスはどうするのか、
「産総研の循環バイオマス研究ラボと、財団法人の石炭利用総合センターが共同で取り組んだ。木材などの炭素資源をガス化する際に二酸化炭素が発生するが、カルシウムを吸収剤として使うことでクリーンなガスを生産する技術を開発。さらに連続処理が可能な装置を開発したことで実用化に道筋を付けた。」とあった。
水素社会を目指して日本も米国も EU も国家プロジェクトをもって取り組んでいる。水素ガスステーションが現在のガソリンスタンドに取り代わって行くのも、もうすぐそこにきている。