購読しているメールマガジンを読んでいたら面白い記事があった。早速飛んでみると「
日立、秘密分散法を利用した情報漏えい防止システム 日立製作所は、秘密分散法を適用した情報漏えい防止ソリューション「電子割符データエスクロー」を10月21日から提供する。」とある。
続いて「このシステムは、秘密分散法と呼ばれる電子情報を任意に分割・統合する数学的理論を採用して、物理的に異なる場所にデータを分散保存する。具体的には、システムファイル以外のプログラム、ファイル、データベースを保存したフォルダを対象に、PCのローカルフォルダ、専用USBフラッシュメモリ、管理サーバの3カ所にデータを分割(割符)して保存する。」とあって、秘密の割り符などと何やら少年の頃の遊びを思い出させる。
子供の遊びと違うのは、単純に電子情報を分割保存するだけのことではなく、秘密分散法と呼ばれる数学理論にこのシステムの意味があるのだろう。
この秘密分散法とは一体どんなものなのだろうか、ウエブで調べてみたら
「秘密分散法とは?」 というページがあって
「 秘密分散法
● 元データを暗号化しながら複数のデータに分割・分散
● 個々の分割・分散データからは元データを復元できない
● 分割したデータがある数揃えば、元データを復元できる
個々の分割・分散データを盗られても復元不可能 」
とあった。この方法は分かり易くて難しい、というのが私の感想である。