朝の朝日新聞13面の見出しに「守れパソコン情報」という見出しがあった。読んでみると、社外でパソコンを使う機会が増えるにつれて、盗難による重要な企業情報の流出が頻発しているということで、パソコンメーカーや関連企業が「企業パソコン防衛策」に取り組んでいることが紹介されている。
パソコンを他人に操作させないために、ソニーの非接触型ICカード「フェリカ」を本体にかざさないと起動しないノートパソコンを富士通が今月発売し、無線を利用して胸に付けた名札とパソコンを連動させる仕組みを来年3月シチズンが発売するなどとある。
ハードディスクを盗んでその中の情報を読み取られることについては、パソコンに組み込まれた「カギ」のソフトがなければデータは見えないようにするなど、工夫がなされているという。
むかし私が現職のころ、土曜日から日曜日にはパソコンを家に持ち帰ったいたのを思い出した。Macのノートパソコン PowerBook5300cs を大きな黒い鞄に入れ、金曜日と月曜日には肩に担いで通っていたのである。小田急線のロマンスカーに新宿から本厚木まで乗っていたので、ソニーを訪れる外国人たちが同じような鞄を持っているによく出会った。彼らは背が大きいから同じような鞄でも小さく見えた。
パソコンを持ち歩いている人たち、例えばアメリカ人たちのセキュリティーについての考え方やアメリカ企業の情報セキュリティーに付いても興味が湧いてきた。