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吉祥寺を散歩しながら感じ考えた言の葉の綴り
by kojimatak
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アフォーダンスとはなにか
購読しているメールマガジンで「コミュニケーションにおけるアフォーダンス」という広告記事を見た。
記事は「穴があったら覗いてしまう。あるある、と共感する人も多いだろう。隠されたものを明らかにしたいからと説明してもいいけれど、穴そのものに「覗かせる」特性が備わっていると考えてはどうか。
このように環境が動物に提供するものといった意味を持つのが、 アフォーダンス という考え方。コーヒーカップの取っ手は持つことをアフォーダンスしている、といったように表現する。」とあって面白い。
初めて知った言葉なので、アフォーダンスをキーワードにウエブ検索をしてみた。色々と面白いページがヒットして興味は尽きない。
この言葉を作った ジェイムズ・J・ギブソン[James.J.Gibson] は、『生態学的視覚論』(The Ecological Approach to Visual Perception)の中でアフォーダンスの概念をを完成させているという。
アップルのデザインに関係する「 元アップルの副社長で認知科学者の D・A・ノーマン 」の「それが何を「アフォード」しているのかを明確に デザイン すべきである」と提案しているということも初めて知ることができた。
*** おまけ ***
人が環境からアフォードされるもの、「価値」ある情報 」:「アフォーダンスという難解な学問には、決して明確な結論はない。しかし、そこにはデザインにとってひじょうに大切な要素が内包されている」という。
プログラマのためのユーザインタフェースデザイン 」:「プログラムモデルがユーザモデルと合っているユーザインタフェースを開発するのは簡単なことではない。」
佐々木正人・課外講座 」:「東京大学教授で、『アフォーダンス-新しい認知の理論(岩波書店)』の著者でもある佐々木正人先生の課外講座が視覚伝達デザイン学科主催で行われました。」
クリエータのためのアフォーダンス講座 」:「アフォーダンス.............。この言葉を聞いたことがある人はけっこういるでしょう。しかし、それが一体何なのか分かっている人はそれほど多くはないのではないでしょうか。
私は身体に関わる問題に興味を持ち続けていました。このアフォーダンスの概念は、自己の身体と外界の関係を新しく定義し直そうという理論なのです。この問題は様々な領域に影響を及ぼしています。認知科学は言うに及ばず、建築やデザインの世界でも話題になっています。そしてまた、私達アーティスト達にとってもも避けて通れない道となるかも知れません。つまり、現在クリエイティブなことをしている人、しようとしている人にとっては全くの他人事ではないのです。」
〈アフォーダンス-新しい認知の理論〉の要約
by kojimatak | 2004-11-21 16:22 | 思ったこと
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