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吉祥寺を散歩しながら感じ考えた言の葉の綴り
by kojimatak
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MacPeople 9 の「マック再発見の旅」を読んで
先日買った MacPeople 9 を読んでいたら「マック再発見の旅」という面白い記事を見つけた。この記事は連載として始まっていて「なぜ使いやすいのか、なぜ使い続けているのか」というねらいで書かれている。
私は初代マックを見たことはあるが手にしたことはない。私が最初に買ったのは Power Macintosh 7100/60AV と Power Book 520c である。この機種のプロセッサは Power PC 601 でメーカーは IBM , Motorola であった。そのとき Intel の Pentium もほぼ同様の性能のものを出していた。
この辺りの事情について「マック再発見の旅」では次のように書いている。
「自社のApple II とさえ互換性を持たないマックでは、過去を気にする必要もなく、その時点でもっとも都合のいい CPU を選べばよかった。そのため、始めから32ビット CPU として設計された68000(モトローラ製の CPU、MC 68000)の方がマックにとっては有力な選択肢となった。継ぎ目のない32ビットのアドレス空間を利用できることは、グラフィックを多用するマックには、まさに好適だったのだ。よくも悪くも、この選択がその後のマックのアイデンティティーのひとつとなった。もしも仮にインテルを選択していたら、いつの間にか PC と統合されてしまい、もはやマックは消滅していた可能性も高いのではないだろうか。」
このような選択の余地があった時代のことを思うと、アップルがウインドウズ系のインテルマシンと異なる CPU を選んでいて良かったんだと改めて思う。
「マック再発見の旅」では、「この CPU の選択の妥当性についてはソフトウェアとの絡みもあり、また回を改めて取り上げたい」といっているので、次回を楽しみに大いに期待したい。
by kojimatak | 2004-08-01 22:14 | 思ったこと
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